~地上波TV、紙、インターネットの3領域で連携し、沖縄の経済情報を多角的に発信~
琉球インタラクティブ株式会社(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:臼井 隆秀、以下「琉球インタラクティブ」)が運営する沖縄最大の求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」は、地上波テレビ、紙媒体(フリーペーパー)、インターネットの3つメディア領域で連携した「沖縄経済メディア」を、2016年12月1日(木)に立ち上げます。今後は「ジョブアンテナ」ブランドのもと、新たなローカルメディア形態で、沖縄の経済、ビジネス、人の魅力などを、県内だけでなく日本全国に広く発信していきます。
■「沖縄経済メディア」立ち上げの背景について
沖縄の雇用問題においては、長らく「高い失業率」がクローズアップされてきましたが、直近では有効求人倍率がほぼ1倍と過去最高水準で推移するなど、過去に例のない高水準で推移しています。このように沖縄経済が拡大基調を続ける中で、県内企業の新たな経営課題として「人材不足」が急上昇しており、県内企業の多くが著しい求人難に直面しています。加えて、沖縄の若者の離職率は依然として日本最高レベルで、「雇用のミスマッチ」も解消されていないことから、自社の魅力を上手く伝えられていない企業は、より深刻な人手不足に陥っている状況です。
このような沖縄経済は、日本の中でも特異性の強い経済圏である一方で、県内には、テレビ、紙媒体、インターネット、その他あらゆる媒体を含め、沖縄経済や県内企業の魅力について十分な厚みで掘り下げ全国に発信していく“経済メディア”は、これまで存在していませんでした。その要因の一つには、沖縄という限られた経済圏において、各メディア企業は数少ない顧客を奪い合いながら競合しており、分野特有のビジネス慣習などから、業種・業界・企業グループなどに囚われずに、県内企業や人材を横断的に取り上げることが難しい状況があげられます。
沖縄最大の求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」は、常時6,000件以上の豊富な求人数と誰もが使いやすい検索機能で、沖縄の若者と県内企業の的確なマッチングを広く支援しています。そしてこの度、「人材不足」という沖縄経済の新たな経営課題を解決し、より多くの県内企業に対し世間から注目される機会を創出するために、テレビ、紙媒体、インターネットの3つの領域で連携する「沖縄経済メディア」を構築することを決定しました。今後は「ジョブアンテナ」ブランドのもと、県内企業の魅力を発掘し全国に訴求することで、沖縄の若者の働く意識を高め、沖縄経済や県内企業のブランディングに繋げていくことを目指します。
■「沖縄経済メディア」について
新たに構築する「沖縄経済メディア」は、琉球朝日放送株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:上里 猛)が放送する経済情報テレビ番組『沖縄ビジネス最前線 JOBANTENNA TV』を核に、株式会社旭堂(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:中曽根 達幸)が発行するフリーペーパー『沖縄のキャリア情報マガジン JOBANTENNA MAGAZINE』、琉球インタラクティブが運営するオンラインメディア『沖縄経済情報サイト JOBANTENNA PICKS』の3つから構成されています。
まずテレビ番組では、沖縄経済圏の魅力を輝かせることを目指し、優れた県内企業や活躍する人材にスポットをあて、その魅力を伝えていきます。次にフリーペーパーでは、番組の関連情報をはじめ、著名人のインタビューやビジネスパーソン向けの特集記事などで深みのある情報提供を行い、テレビを見ない若者層もターゲットに取り込みます。最後にインターネットでは、これらの動画や記事を集約して全国に配信することで、県内企業の魅力を広く拡散するとともに、いつでも誰でも視聴できる環境を提供し、メディアとしてのブランド醸成を図ります。
「沖縄経済メディア」の共通コンセプトは、「県内企業の挑戦、人、想い、熱を届け、沖縄の若者の働く意識を高める」ことです。コンテンツはメディア間で連携を取りながらも、各メディアで視点を変えた独自の内容となっており、より多くの視聴者を巻き込みながら、県内企業の魅力を多角的に発信していく構成になっています。またメディアのターゲット層は、年齢や性別などといった既存の区切りではなく、「沖縄の少し意識の高いビジネスパーソン」と設定し、質のよい視聴者の獲得を狙います。
沖縄には、素晴らしい技術や先進的な取り組みなど、全国レベルの魅力を持っている企業がたくさん存在します。また、沖縄の地理的、文化的、その他様々な優位性を活かして、他では真似できないビジネス展開を目指す企業も増えています。「沖縄経済メディア」では、このような県内企業の魅力をクローズアップし全国に発信していくことで、人材の流入や沖縄経済の地位向上などを推進し、影響力のあるローカルメディアとして沖縄経済に追い風を吹かせていくことを目指します。
■各メディアの特徴について
『沖縄ビジネス最前線 JOBANTENNA TV』
「沖縄経済メディア」の中核となる経済情報テレビ番組。沖縄経済を牽引している有名企業や経営者、素晴らしい技術を持った県内企業、そこで活躍する人材にスポットをあてて、ドキュメンタリータッチのVTRで紹介します。番組MCには、沖縄の舞台演出家兼お笑いタレントのひーぷー(真栄平 仁)さんを迎え、サブMCにはタレントの田仲 メリアンさんが就任。スタジオには、日本の各界で活躍されている著名人を毎回ゲストコメンテーターとして招き、彼らを交えたトークで、登場した県内企業のビジョンや事業展開、背景となる沖縄の経済情報について様々な角度から掘り下げて考察します。番組後半では、ユニークな県内求人を「今週のピックアップ求人」として取り上げ、沖縄の若者に分かりやすく届けます。なお番組の収録は、琉球インタラクティブの宜野湾本社で行います。
【番組概要】
・放送局:琉球朝日放送株式会社
・番組名:JOBANTENNA TV(ジョブアンテナ・ティービー)
・放送日:2016年12月3日(土)より、毎週土曜日17:00~17:15
・MC:ひーぷー(真栄平 仁)、サブMC:田仲 メリアン
・放送地域:沖縄県全域
・番組URL:http://www.qab.co.jp/jatv/
・メイキング動画:https://youtu.be/63q3umF022A
『沖縄のキャリア情報マガジン JOBANTENNA MAGAZINE』
「自分を磨きたい人のキャリア情報マガジン」をコンセプトにした月刊フリーペーパー。20~30代の県内ビジネスパーソンを対象に、前半には日々のビジネスライフで読者の目線を上げる、読み応えのあるコンテンツを、後半には主に新着の県内求人情報を掲載します。編集長には、沖縄を拠点に活動しているノンフィクションライターの松永 多佳倫さんが就任。「働くこと」をテーマにした著名人のインタビューをはじめ、キャリアアップに役立つ特集記事や各業界の若手ホープを集めた座談会など、毎月オリジナルで企画し発行します。テレビとの連携コンテンツも、編集方針や取材体制を別にしており、番組とは全く異なった切り口で、より深みのある情報を提供します。媒体は県内のコンビニやモノレール各駅などでの配布を予定し、テレビを見ない若者層や非インターネット視聴者に沖縄経済の魅力を拡散していくことを目指しています。
【媒体概要】
・発行元:株式会社旭堂
・媒体名:JOBANTENNA MAGAZINE(ジョブアンテナ・マガジン)
・発行日:2016年12月より、毎月20日前後を予定
・編集長:松永 多佳倫
・発行部数:2万部予定
・定価:無料
・設置場所:沖縄県内のコンビニ・モノレール各駅などを予定
『沖縄経済情報サイト JOBANTENNA PICKS』
『JOBANTENNA TV』の動画や『JOBANTENNA MAGAZINE』の特集記事などを、オンラインメディアとして最適化して編集。情報はSNSを通じて配信し、県内企業の魅力拡散と全国のユーザーとの関係構築を担います。サイトでは過去のコンテンツをアーカイブとして単に保存するのではなく、紙面ではスペースの関係で割愛せざるを得なかったストーリーや写真などを合わせて再編集を行うことで、経済情報サイトとしてオリジナリティを持って発信します。また、オンラインメディアの即時性を活かし、セミナー案内やイベントレポート、関連情報や時事ニュースなども集約し、いつでも誰でも視聴できる環境を広く提供します。
【媒体概要】
・運営:琉球インタラクティブ株式会社
・媒体名:JOBANTENNA PICKS(ジョブアンテナ・ピックス)
・オープン日:2016年12月中旬を予定
■「ジョブアンテナ」について
ジョブアンテナは、豊富な求人情報と優れた検索機能を兼ね備えた、沖縄最大の求人マッチングサービスです。サイトには、約6,000件の求人情報と5,000社以上の企業情報を常時掲載。350種類以上の職種と100種類以上の業種、約80種類の“こだわり条件”を駆使することで、自分に合った求人を必ず見つけることができます。また、気になった企業やユーザーに対して「いいかも!」というサインを送り合う、双方向コミュニケーション機能を搭載。よりインタラクティブな求職活動を実現しています。
「ジョブアンテナ」:https://www.jobantenna.jp/